ナムコの株主総会に行ってみたPart2

2005年6月26日:ナムコの株主総会に行ってみたPart2
では、続き。
パチスロの「鉄拳R」はどれくらい貢献したのかと、なぜ山佐なのか。今後の展開などを教えてください。
どれくらいかは相手側との契約面でのこともあるので正確なことはいえない。今後も山佐と関係を持っていく。
再び日活の話です。USENとのジョイントが望ましいと言いましたが、USENは映画について素人なのですが。それと、撮影所の老朽化が問題とのことですが、30億円程度なら中村会長がパッと払えるのではないでしょうか。
USENはエイベックスやギャガなどを傘下におさめているので、素人ではない。また、30億円が不可能とはいえないが、事情もあるため今回の決定になった。
顧客への対応はどうなっているのでしょうか。メールでの問い合わせはどれくらいで返信するのか目安はあるのでしょうか。
会社として決めてはいないが、CXカンパニーでは可能な限り早く、一営業日以内を目処に、多い時はニ営業日。ロケーション担当の人は全てをまとめる部署が対応しており、一営業日かに営業日を目処に対応している。しかし、店舗への確認作業もあるため、もう少し掛かることもあるとのこと。
一営業日というのはすばやい対応ですね。
私も適当にメール送って試してみるかな。
やめなさいって。
ちなみに、部署が違うところにメールを送っても、関係部署に転送してくれるそうな。
家庭用ゲームソフトの売上が続編に偏っているようですが…。
続編は継続していくものの、新たなものにもチャレンジしていく。
家庭用ゲーム機に新機種が3種類発売されますが、収益はどうなっていくのか。
すべてのハードに対応していく。スペックをフルに使うと金は掛かるが、闇雲にはやらない。技術開発で効率を上げていく。ちなみに、ハード名を挙げるとき、Xbox360、PS3、Revolutionの順で述べていたぞ。
PS3が2番目ですね。
ゲームメーカーのXbox360に対する期待の大きさが窺えますな。
株主優待で50周年を記念してヒストリーブックのようなものを作ってはどうでしょうか。
費用が掛かることであるのですぐ答えられないが検討する。
質問は以上ですね。
ここまでで約1時間だ。次に決議事項に関する話になる。ここでは決議事項ごとに質問が出来、バンダイナムコに関してもここで質疑応答がされることなる。
まずは利益の処分に関してですね。
ここで一人、配当を25円に上げてくれとの動議が持ち上がる。その理由として、配当性向を30%以上を望むから、とのこと。
!?
しかし、中間配当も払っていることから、議案通りでも配当性向が45%だったりする。質問者の勘違いという奴ですな。当然議案通りに話が進み、この動議に関しては否決されたものとなった。ちなみに、同じ人が株主優待に関しても質問していたが、高木副会長は力強く、お答えできるように鋭意努力すると述べた。なんらかの株主優待はバンダイナムコになってもあるということだ。
さてさて、これからが本番ですね。
バンダイナムコに関してだ。まずはスライドなどを用いて説明がなされ、それから質疑応答になる。
まずは具体的な計画について質問です。
互いの業務内容を知ることからはじめ、事業分野別に窓口を作り、連絡をしやすくした。また、コミュニケーションを図るため、6月16日にプロデューサーを含めた中間管理職を300人弱集め交流会を実施。既に表になっているものとして十数件の話が出ており、内緒話レベルではもっと話が出ていると思われる。7月には商品開発や新事業に関する懸賞論文を全社員に対してかけようかと思う。そして、9月中旬の戦略発表会に盛り込み、発表する。
この懸賞論文は…。
もしかしたら、6月6日に取り上げた企業像に考えると同じなのかな?それとも、再び論文募集なのか。ちょっとわからんな。2回目、ということであれば、金出さないと論文も作らない社員持って大変だね、って話になるけど。
……。
その段階で金はやらんが、採用されたらそのプロジェクトの責任者にするとかの優遇をすれば良いと思うのだが…。
「機動戦士ガンダム 一年戦争」が短期間で値下がりしましたが、どういうことでしょうか。
正直、期待ほど…というところはあった。今後に活かしていく。話は変わるが、統合発表の後、社員に話を聞きに言ったら、バンダイのキャラクター使ってこんなことやりたい、あんなことやりたいという話が出てきており、これを具体的に物にしていきたい。また、高木副会長からは、バンダイとナムコの開発制作論にギャップがあった。一タイトルに掛ける資金と納期をバンダイ側に合わせた。今後は、初期の段階からバンダイとナムコが協議して物作りを行う。
つまり?
ナムコが悪いんじゃなくて、バンダイが悪い。
……。
言いたいこととしては、金も出さない、時間もくれないでいいもの作れるか、ってことだろ。コラボレーションといっても、バンダイ側からしては外注に出すのと同じ感覚でナムコに開発を任せただけなので、ナムコの技術力や製品開発力を活かす段階にも行かなかったというわけだ。
今後は最初から話し合うため、このようなことが無いというわけですね。
さぁ。
……。
で、この話の続き。石村社長からも発言があった。
本当にいろいろな人が話すんですね。
ゲームの中身と価格は連動せず、作りすぎとの情報が出回ったために、最悪の状況になることを恐れた店から安売りされていき、波及していった。今は総生産数の8・9割は売れている。内容的に悪いから下がったわけでは無いと言いたい。
えっと…。
これ、明らかに高木副会長の発言と異なっているよな。高木副会長はナムコとしていい物が作れたわけではないといった発言なのに。まあ、実際の評価はプレイした本人達が知っているわけだし、深くは突っ込むまい。
バンダイとの統合はキャラクター欲しさのためなのでしょうか?それと、中村会長はどうなるのでしょう?
バンダイとの統合が無くてもナムコは生きていけるが、中長期的に考えると統合しておきたい。事業分野が異なる部分も多く、ナムコのコンテンツをバンダイが活かせるものも大きい。というか、ここでものすごく長く高木副会長が話していたのだが、メモしきれん。中村会長は最高顧問としてやっていくそうな。ここで役員の誰かが終身といったようなのだが、これが終身最高顧問という意味なのか、また単なる聞き違い等なのかは良くわからない。
デメリットに関して教えてください。また、100タイトル近くのゲームタイトルが出てくると思いますが、調整はどうするのでしょうか。そして、本社所在地が港区と、バンダイともナムコ両社の本社と違う場所にあるのですが、なぜでしょうか。それと、バンダイナムコの株主総会の会場などはどうなるのでしょうか。
ビジネスリスクについては世界中での技術革新やワールドワイドでの展開の際の各エリアでの法律などへの対応、またエリアごとの趣向への対応などなど。
それは統合のデメリットでは無いと思いますが…。
そういう突っ込みは禁止だ。
すみません。
総会については検討中。ナムコの株主総会は忌憚無き意見を頂き、経営に活かしている。是非この辺のところを含め、対応していきたい。本社の所在地に関しては、ナムコとバンダイ、そして横浜にあるナムコの開発所からアクセスしやすい品川を選んでいる。将来的には青山にあるバンダイの物件に移るかもしれない。100タイトル以上のソフトに関しては、細かいラインナップなどを話し合っている。総会で統合が承認されれば、今後さらに話が進展する。また、100タイトルをどう売っていくのかということは、逆に強みになる。
株式移転比率についてですが、基準となった数字などを教えてください。また、一株当たりの配当に影響が出るのかどうかを教えてください。
この質問、まさにここでも取り上げたバンダイの時の老人と同じ質問をした人がいたわけよ。
数字は教えてくれたのですか?
教えてくれなかった…。
……。
ナムコなら数字出してくれるかな、との期待はあったのだが。ただ、懇切丁寧な答え方で、質問した方も納得したようだ。少なくとも私は納得した。
バンダイの方では何度も同じ質問をしたのですよね。大きな違いですね。
高須とは違うのだよ、高須とは!!
じゃ、じゃあなんだというのですか!?
副会長の高木でございます。
!!
説明の仕方であったり、その人柄によって、受け止められ方が大きくことなるなぁ、と思ったよ。
あなたが話すより、私が話した方が信用されやすいというのと同じことですね。
!!
配当に関しては?
年間24円を予定しているので、今と変わらないそうな。つまり、不利にはならないということ。
ロゴマークはどうなりますか?
9月の戦略発表会のときに公開される。ただ、ゲームなどで使われるものに関しては、当分は今までどおり各社のマークを採用。
なぜバンダイとの合併なのでしょうか?カプコンやトミーという選択肢もありますが。また、今後のM&Aはどうなりますか?
重複事業が少ない点、世界レベルの地域の補完が出来るなどなど。また、ホールディングス制にしたことにより、今後もいろいろくっつけていくことができる。
つまり?
良い会社があったら吸収する可能性があるということだ。
アミューズメント施設などのロケーションに関しては?
いくつかの話が進んでおり、近日中にバクシードのコースを用意したりイベントを行ったりする。ガシャポンも国内はもちろん、北米でも展開。ガシャポンはバンダイの時の話にも出ましたな。
ふむふむ。では次のし
議事進行!!
!?
という声が株主の方から出たんだよ。意味は採決にとっとと行けって事。たださ、株主と経営者とがこうしてコミュニケーション取れるのは年に1回のみだし、ナムコの経営陣は常に答える姿勢でいたんだよな。過去2回も質問が出尽くすまで解答していたし。しかし、この声があったために、質問回数が残りいくつかに制限されてしまった。たしかに、どうでも良いような質問も有るには有るのだが、結構ためになる質問もあったりして、第三者としても勉強になることが多くてこの質問時間は好きなのだが…。既に賛否の用紙を出しているんだから、長いと思ったら帰ればいいのに…。ここまではいい感じに経営陣も答えていたのだが、この声で経営陣もなんかシュンとした雰囲気になってた。
ある意味、時間を長くしたのは経営陣が多く答えていたからですからね。
では、残りの質問を。
中期計画で重複分野の整理を行うとしていますが、人員の整理は行うのでしょうか?
人員の整理はしません。
それはいいことです。
残念残念。
……。
では、最後の質問を。
会社を分けてグループごとに配置していくのでしょうか?
このあたりは9月の戦略発表会で発表するとのこと。ただ、既に取り上げたバンダイやバンプレストの話を考慮すると、会社を分けていくことは無いか、一部に限られるかと。
これでバンダイナムコに関する質問は終わりですね。
で、可決されたので、正式にバンダイナムコホールディングス設立に向けて動き出すことになる。
他の議案は質問も無く終わったようですね。
そして、株主総会が終わったわけだが、終了後、ナムコとして最後の総会ということもあり、中村会長の挨拶が行われた。
ふむふむ。
で、最後は会場がスタンディングオベーションでナムコ役員を見送った。
スタンディングオベーションですか!!それはすごいですね。
ウソダケド
なんでそこで王様が…。というか、嘘つくなよ。
いやさ、yahooの株式掲示板にスタンディングオベーションがうんたらと書いてあったのを見て、もしやっていたら歴史に残る株主総会になったんじゃないかな、と思って。株主総会でスタンディングオベーションなんて無いだろ、普通。これは株主全員でやるべきだったなぁ、と。
これで終わりですね。
終わった後、ナムコの歩みというDVDの上映がされた。これは早めに会場に入った時にも流されていたようだ。あと、中村会長に対して、なぜかサイン会のように列作ってサインを求めていた。丁度その日にうちわが配られていたので、うちわにサインをしてもらったり、株主総会出席票にサインをしてもらったり。中村会長だけでなく、高木副会長にもサインを求めていた人もいた。セガサミーの時に里見会長がスターになった気分だ、と発言したが、今後は経営者がスターのような扱いになる日も来るかもしれない、と、このとき思ったよ。
既にライブドアの堀江社長が注目されていますしね。
あと、DVDを上映する時、会場の後で飲み物の用意をしていたのだが、用意が終わる頃にはDVDの上映が一通り終わってしまうという自体に。このあたりは手際が悪いなぁ、と。
ちなみにお土産はなんでしょうか?
うちわかな。
!!
一応出席票の裏がナンジャタウンの無料入場券になっているし、懇親会会場のUFOキャッチャーでグッズを取ることも出来たり。もちろん、ケーキやジュースなども用意されていた。
至れり尽くせりですね。
いろいろと不手際もあるけど、やはりいい総会だよなぁ、と、終わったあと思ったよ。もうこのような総会を見ることが出来ないのは残念でならない。
ほら、バンダイナムコになってもきっとすばらしい株主総会をやってくれますよ。
でも、バンダイとだからなぁ…。
!!

« ナムコの株主総会に行ってみたPart1 | 株式初心者株子株美の株式投資日記 | 株子株美スタート »

2005年6月25日 02:17 | 株主総会

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kabukokabumi.com/mt/mt-tb.cgi/22