テクモの株主総会に行ってきたPart1
2006年3月29日: テクモの株主総会に行ってきたPart1 | |
株子です。 | |
株美です。 | |
今日はテクモの株主総会に行ってきましたわよ。 | |
というか、なぜ、この名前…。 | |
それぞれ別個に書くのは面倒なので、同じネタを両方で使おうと思って。 | |
……。 | |
んじゃ、さっそく。株主総会の内容から。 | |
何か気になる話はありましたか? | |
ゲーム関連という点ではあまりないかなぁ。強いてあげるとすればXbox360に関する質問があって、それに対する返答があった。ちなみに、質問に対する回答者は安田義巳だ。坦々としゃべっているのが特徴的で、説明もしっかりとできている人だった。ただ、逆に説明を丁寧にしすぎて答えが長すぎる傾向があったが、これは良し悪しなので。 | |
この1月から社長になられた方ですね。 | |
実はこの人には大きな曰くがありまして…。 | |
そ、それは!? | |
明日にでも紹介する予定だ。 | |
なら、今言わないでくださいよ。それで、どういった内容だったのでしょう? | |
まだワールドワイドで200万台いっていないって。 | |
確か3ヶ月で250万台を目指すと言う話があったかと思いますが。 | |
その数字も下方修正した後の数字だったりするしな。もっとも、北米や欧州では需要もあるそうで、生産が追いついてなくてこういう結果になっているとも言っていたが。この数字自体がいつの段階かが分からないので、実際は違うのかもしれないが、まあ、こんなものということで。つい先日、増産体制を整えたというニュースもあって、その点も述べていた。今後の出荷数の情報に期待ですな。 | |
他には何かありましたか? | |
「デッドオアアライブ4」の出荷数に関しても質問があった。現時点でワールドワイドで約75万本出荷していて、1月からの出荷本数は34万本だそうな。つまり、去年は41万本を出荷したと言うことになる。今後Xbox360本体がしっかりと出回れば、出荷数を上乗せできるとのこと。 | |
それはそれは。 | |
これ以外にも興味深い話が多々あり。 | |
では、個別に紹介していきましょう。 | |
まずは、為替レートについて。この会社、1ドル100円で計算しているそうな。前期もそれで為替差益が2億円近く出しているし、今期も同じレートで計算しているので、今の状態で行くのであれば十分な利益が出そうだ。 | |
1ドル100円は何年前にあった出来事なのでしょうね。 | |
でもさ、なんとなく心情は分かるぞ。私もドルを計算する時、いつも100円で計算しているし。計算楽でいいんだよな、これ。 | |
……。 | |
今後、円高になる可能性が高いと言われているし、自動車関連の米国ロビー団体が、日本が為替操作しなければ実際は90円台が適正だ、とか言っていることもあり、案外近い将来、100円前後になるんじゃない? | |
では、次ですが…。 | |
18禁がらみの話も出てた。 | |
と、いいますと? | |
暴力や性描写に関してどう考えているかという質問があった。昨今、新聞をにぎわしている話題なだけに、会社としてどう取り組むのかという質問ですな。 | |
気になるところですね。 | |
ただ、暴力と性描写を併せ持ったゲームが「デッドオアアライブ」シリーズであり、会社の業績を背負っているわけであります。 | |
……。 | |
聞いちゃいけない質問だよな、これ。 | |
どのように答えられたのでしょうか? | |
社会との共生は重要であり、法律が定めるからといったルールによるのではなく、倫理観やお客様に対する提案の中で、テクモという会社に信頼をいただけるように吟味を行い、ターゲットユーザーを定めて開発を行っていくとのこと。もうちょっと長く語っていたけど、メモできたのをまとめるとこんな感じだ。 | |
ふむ。 | |
あと、任天堂の「脳を鍛える」系のゲームみたいなのを作らないのか、という質問もあり、それに対して、社長の妻もプレイしていて、おたくの会社でも作らないのか、と言われているそうな。 | |
光景が目に浮かびますね。 | |
こんなところかなぁ。あとは配当性向についてとか、キャッシュフロー経営を続けるのかとか、BRICsへの進出はどう考えているかとか、中国のコピー対策はとか、そういった話なのだが、さして重要そうなことは話していない。 | |
これで終了ですか? | |
このあと懇親会があった。この話は明日だ。 | |
1回の株主総会で2日分のネタをゲットしたわけですね。 | |
……。 |
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2006年3月29日 19:50 | 株主総会
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