阪神電鉄のTOBを見てみる

2006年5月29日: 阪神電鉄のTOBを見てみる
2月23日「TOB(株式公開買付け)とは」と2月24日「TOB(株式公開買付け)の特殊な状況」でTOBに関して紹介したが、今回阪神電気鉄道、通称阪神電鉄に対するTOBが阪急ホールディングスによって実施された。今回は前2回の話の細くとして、実例を元に見ていこうと思う。
まずはチェック事項を見ていきましょう。
買取価格は1株に付き930円と発表されている。
もし、930円で実現するようでしたら株価は930円に向かって動くことになりますね。
ただ、今日を見る限りは、序盤では930円に近寄ったが、その後上がっていった。この上がった理由はさまざまあるが、もしかしたら他のところがTOBをやってくるかもしれないし、統合後の成長を見込んで誰かが買ったのかもしれない。まあ、このあたりはいろいろと思惑が働くので、必ずしも即座に930円になるわけではないということだ。もし、特に混乱無く動くのであれば、TOB締切日あたりには930円になる可能性が高いかと。
次に、期間ですね。
期間は5月30日から6月19日までとなっている。
TOBに参加するにはどうすれば良いのでしょうか?
公開買付代理人というのが設定されているので、たいていはその証券会社に口座を作って申し込む必要がある。他の証券会社で株を保有している場合は株の移動なども伴うので、もし、売ろうと思っているのならTOBに参加するのではなく、市場で処分した方が良いだろう。
あとは他の条件ですね。今回は一定以上購入することが出来ない場合は全部買わないと設定されています。
買付予定株式数という形で設定されている。一定株数に満たなければ買わない。一定株数以上であれば全て買うと設定されている。今回のはパーセンテージで言うと発行株式数の45%以上でないとすべての株を買わないと設定された。まあ、言うまでも無く、村上ファンドが持っている40%以上が申し込まないと達成が困難な数字なので、要は村上ファンドが全部手放せばTOBが成立するだろう。
なるほど。
こんなところかな。プレスリリースが阪急ホールディングスのオフィシャルサイトに出ているので、一度見てみるとよいだろう。細かい文字をすべて読む必要は無く、公開買付けの概要のところをチェックすればよい。今回説明した話の大半がここに書かれている。
一度でも見方を覚えると、今後同じような話が出たときに自分でチェックが可能になりますね。

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2006年5月29日 23:34 | 株ニュース

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