バンダイビジュアルの株主総会Part1

2007年5月20日:バンダイビジュアルの株主総会Part1
久しぶりに株主総会の話題だ。今回は5月19日に行なわれたバンダイビジュアルの株主総会に行ってきた。
機動戦士ガンダムを中心に、最近では「コードギアス」などで有名な会社ですね。
さっそく、見ていこう。株主総会の実施場所は東京国際展示場、東京ビッグサイトというところだ。
コミケなどが開催されている場所です。
その会議棟7階の国際会議場で行なわれた。上のほうには行ったことがなかったので、ちょっとだけ新鮮な感じ。雰囲気的には前方に壇があって、そこに向かって据え付けられた椅子が並んでいる感じ。映画館の椅子をイメージしてもらえればいいかと。
開始時間は10時からですね。
開始時間のあたりでは400人から500人程度入っていたようだ。遅れてくる人がかなりいて、後々社長から述べられた数は、前回の600人以上は入っているという話。具体的数字はわからないが、700から800人くらいは来たんじゃないかな。
個人株主数が大幅に増加したことが影響しているようですね。
で、最初はビデオによる業績報告。最後にナレーションの人の名前が中原麻衣と表示されていた。他の会社ではナレーションの名前なんて表示しないのだが、アニメ系会社らしく表示していたのには笑えた。
中原麻衣さんは「舞-HiME」のヒロインである鴇羽舞衣の声優です。
この業績の説明ビデオが終わったのが10時20分くらい。これから質疑応答に入る。質問者数は11名。全部の質問が終わったのは11時20分と約1時間の質疑応答時間となる。議案に関する質疑応答はまた別に時間をとっており、株主総会終了後も
では、質問を私が述べていきますね。一人目の質問は40億円をバンダイナムコホールディングスに貸し付けについてです。
市場金利より高めに貸し付けており、健全に運用している。年間の金利は550万円。いつでも返却できるような契約になっている。毎年50億円ぐらいの投資をしており、流動的な資金も必要とのことから、このような運用になっているとのこと。ちなみに、年利0.13%ですな。これならMRFやMMFに預けたほうがいいような気がするが、まあグループ会社だし仕方ないね、ってところですな。
二人目の質問は優待についてです。どれくらいの費用がかかっているのかや今後の方針についての質問です。
株主優待の費用は販売管理費の交際費の科目に入っている。年間2000万円程度。今後もみなさんに喜んでもらえるようにしていくとのこと。
三人目の質問は今後のガンダムシリーズの計画と海外展開についてです。
ガンダムシリーズは準備中、ご期待ください。海外は今まではライセンシーを仲介して販売をしていたが、今後は自らで販売することも行なう。日本で企画制作したものを日本と同じクオリティーで販売する。時期も同一時期に。日本のそのままの状態を希望するユーザーも海外にいるため、とのこと。
四人目の質問はeコマースと次世代DVDについてです。eコマースに関しては設備投資の予定などを質問しています。
eコマースはアニメチャンネルという形でやっているが、配信だけでは収益を上げるのが難しいので、プロモーションとしての活用やアニメのポータルサイトを目指している。設備投資はバンダイナムコホールディングスのグループ会社のバンダイチャンネルのものを利用するなどしている。次世代DVDに関しては6月に北米で「FREEDOM」の販売を開始、7月には日本でHD-DVDとBDの作品をリリースする。BDとHD-DVDについては劇場作品などハイクオリティーな作品を出していく。また、両方とも研究開発をしていく。
五人目の質問は13名の男性社員の退社の理由と、映像の出資比率について、どこまで引き上げていくのか、です。
男性社員の多くは子会社への出向のため、人数が減少している。映像の出資比率は、今まではパッケージの販売権に出資していたが、今後は海外展開や配信などに関する権利も取得していくために比率が上がっている。だが、いろいろな関係者が出資することによる相乗効果もあるため、一概には言えない。
六人目の質問は株価対策についてです。自社株買いや取引先企業に買ってもらうなどの対策は採らないのか、とのことです。
具体的な計画はない。
七人目の質問は、資金の有効活用がなされていないのではないか。ROEもそうだし、40億円の貸付や配当などについてです。
配当は基本中間1500円、期末1500円で、あとは業績に連動して上乗せしていく。貸付等に関しては先の質問と重複するので、ここでは同じことの繰り返しを述べていた。
八人目の質問は、今期の計画についてです。
4月6日に発表した数字を述べていた。過渡期のため、やや保守的とのこと。
九人目の質問は、次世代ディスクについてです。次世代メディアで出すことで、旧メディアでの買い控えなどがおきないかどうか、とのことです。
再生プレイヤーの普及がネックになっている。自らがソフトを出していけばアニメファンはプレイヤーを買ってくれるはず。HD資産をリリースしていく。過去のメディアの変更の際も普及までに2、3年はかかっている。
十人目の質問はeコマースで失敗したとき、撤退する意思はあるのか、また、パッケージ事業の見直しを、とのことです。
駄目となったらしっかりと対応する。朝令朝改の精神で、悪いところはすぐに変更していく。
十一人目の質問は、最近はクオリティの低いものが多い。「夜明け前より瑠璃色な」のキャベツ問題や「ギャラクシーエンジェル る?ん」などをれにしいています。
反省している。キャベツ問題は把握している。今後はどのような形で制作にかかわっていくかを含め、検討する。
キャベツ問題とは、キャベツを切っているシーンのキャベツがキャベツに見えないというものですね。
ここまでで約1時間かかり、11時20分。ここで会社側から質問を終了し、議案の審議に入る。議案の審議ではほとんど質問はなかったが、一人だけ質問していた。
第6号議案の取締役の報酬額改定の件に関してですね。業績連動型にすることで、日興コーディアルグループのような利益を水増しするような不正が起こる可能性があるが、こういったチェック体制はどうなっているのか、とのことです。
報酬の決定方法は細かい規定を設けているとのこと。あと、ここで監査役が発言し、しっかりチェックを行なっていると述べていた。
以上ですね。
これで株主総会は終了。11時40分といったところだ。この後、懇親会というか、株主総会とは別の形で質疑応答時間が設けられる。また、昼食後、13時30分より「ストレンヂア 無皇刃譚」という秋公開予定の劇場アニメの株主限定作品上映会が行なわれる。まあ、これは『バンダイビジュアルの株主総会Part2』に続く、ということで。
了解であります。

« 楽天証券に口座を開設した | 株式初心者株子株美の株式投資日記 | バンダイビジュアルの株主総会Part2 »

2007年5月20日 11:31 | 株主総会

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kabukokabumi.com/mt/mt-tb.cgi/165