日本マクドナルドホールディングスの株主総会

2008年3月28日:日本マクドナルドホールディングスの株主総会
3月27日に行われた日本マクドナルドホールディングスの株主総会の話をしよう。
言わずと知れたハンバーガー屋ですね。
場所は千代田区丸の内3-5-1の東京国際フォーラム ホールAだ。東京駅からも歩いて行けるし、有楽町からなら、歩く時間も短く済む場所にある。結構いろいろなイベントが行われる場所なので、行ったことある人も多いと思う。
コンサートなどでもよく用いられます。
で、いつもなら出席者数を目算で紹介するわけだけど、今回はやめておいた。
なぜですか?
人が多すぎて、数えようがなく…。
そんなにも人がいたんですか…。
1階席だけでなく、2階席を用いていたし、別会場も用意していたようで。ただ、以前は3000名とか来ていたという話があるのでとりあえずたくさん人がいたということで。
さすがに数えようがないですね。
あと、入場時にお土産が貰えるのだけど、それをもらってすぐ帰る人もいたりして。なにやってんだか、って感じだよ。
……。
一応ドリンクはホットコーヒーとホットウーロン茶、アイスウーロン茶が用意されていたようだ。入ってすぐあたりのところに用意してあった。ただ、会場はホールになっていて、そこへの持ち込みは禁止されていた。まあ、持ちこんでいたおばさんとかいたけど。で、13時からスタート。
午後からですので、余計人が集まりやすいのかもしれませんね。
通り一辺倒の説明や、事業報告が行われた。ビデオなどを用いての紹介だ。その後、40分ほど、会社側から今現在置かれている状況や問題点、改善に向けた努力などが語られた。特に、最近ニュースなどでもにぎわせている元店長への残業代の支払い絡みの話も出ていたようだ。ただ、このとき、ちょっと眠ってしまったので、どういった話をしていたのかはよくわからず…。
肝心なところで…。
以上で約1時間を用い、14時2分から質疑応答となった。
いつもどおり、質問者役は私がやります。
回答は社長である原田泳幸が答えていたが、一部は別の役員が回答した。ただ、面倒なので、ここでは誰が答えたかは分けずに説明していくのでご了承のほどを。
では、一人目の質問です。公募の際の株価より3分の1になっているが、当初の株価をどう考えているのか。
下落したことは真摯に受け止めたい。大きな命題であることは承知している。業績は厳しい市場の中で回復している。投資をして業績アップのスピードを上げていく。今年が投資のピークにあたる。投資効果は今後上がっていく。一時期の株価に左右されることなく、長い目で支援してもらいたい。
二人目の質問です。マックカフェ事業について、特典店舗を見たら、あまり店舗に人が入っているように見えなく、客数がへっているのではないか。客単価、業績、今後の戦略について。
結論を出すのは時期尚早。まだ実験中で、実験の結果、次のステップに進む。
三人目の質問です。禁煙について、店頭では時間によって分けられたり、同じフロアでエリアを区切ったりしているが、煙がやってくることがある。また、上の階が禁煙席になっていて、煙が来るほか、子供を連れた親が上の階まで上がるのが厳しい。
完全に禁煙にしたら売上を下げる要因になる。もちろん、下がらない店舗もあるし、逆に上がる場合もありえる。ダクトなどの関係で、禁煙席を上に持っていかざるを得ないような状況もある。また、大幅に作り直さなければならない場合もある。方向性は禁煙の方向だが、バランスを考えてやっていく。
四人目の質問です。特定店舗で分別用ゴミ箱が設置されていない店舗があるがなぜか。
店の大きさによって設置できないこともある。捨てる際に回収業者に分別をしてもらっている。
五人目の質問です。ドリンクで新製品の内容が変化していない。お茶の種類を増やしてほしい。中高年向けに向けたメニュー作りはどうなっているのか。
同業他社に戦略を知られたくないのでここでは具体的な話は難しいが、ドリンクは利益率の高い商品なので今後はドリンクへの対応もやっていく。マクドナルドらしさは忘れないようにする。徐々にもっと上、もっと上に持っていくのは施策としてある。客が一生付き合えるようなメニューを作っていきたい。
六人目の質問です。消費者や株主の意見を吸い取る仕組みを作ってもらいたい。株主に対する優遇措置を考えてもらいたい。
さまざまな形でコミュニケーションを図ってきたつもりだが、ウェブを見ても、利用者数などと比べてもアクセス数が低いと思っている。これらの改革も含めて対応していく。消費者の声は結構聞けていると思っている。配当と優待券を総合的に見てやっていく。
七人目の質問です。コーヒーの無料券を配っているが、金券ショップに売られるなど、適正な利用がなされていないのではないか。
このプロモーションは財務的にプラスに働いている。客が来ないより、来てもらった方が良い。マクドナルドのコーヒーはまずいという印象が過去にあったので、それを払拭していきたい。また、無料で配った以上の利益も出ている。コーヒーだけを飲む人はほとんどなく、何か買ってくれる。
八人目の質問です。外国人の役員の考えを聞きたい。
ここ、3名外国人の役員がいるのだけど、それらが英語で答えていった。通訳もいたのだけど、話していることは普通のことなので、割愛させてもらう。まあ、多くは社長を誉める発言だったり、日本マクドナルドで働けて良かったといった話。
最後に九人目の質問となります。オペレーションの低下についてどう考えているのか。キャンペーンの紙を入れ忘れたりしていた。
人材育成への投資をしている。結果もモニターしている。競合他社も含め、トラッキングを行っている。パーフェクトではないが、問題点は改善に邁進していきたい。
以上ですね。
14時58分に質疑応答が終わり、15時に全てが終わった。全部で2時間だ。まあ、長いと言えば長いが、これだけの人数が集まった株主総会にしてはうまくまとめたといったところか。40分間を使ってあらかた質疑応答で聞かれそうなことを答えていたため、質問者の発言時間が不要になり、その分、簡潔に総会が進行したと思われる。
今回の質問者についてはどうですか。
まず、一人目の質問者は論外。5分近くも同じことをグダグダ言っていたから。なので、途中、他の株主からヤジが飛んだほどだ。
やはり、どこにでも演説をやってしまう人がいるんですね。
質問するのなら、先に紙に書いて、添削してから手を上げてもらいたいよ。
他の質問はどうでしょうか?
軒並み、株主としての質問ではなく、一顧客の陳情になっていたような気がする。まあ、そういった質問に対して、うまく経営的な話で社長が答えていたわけだが。こうした質問を良しとするかどうかは迷うところ。質問者は総合的に見て話しているわけでなく、自分がこういう目にあったから、という視点でしか聞いていないしね。なので、特定店舗の話が出てきたり、自分がお茶飲みたいからドリンク増やしてとか言ったり。なので、途中にヤジがあって、こんな質問しかないのなら早く終わらせろ、的なことを大声で言っていた人もいた。
あらら…。
まあ、でも大衆が利用する店の株主総会だし、こればかりは仕方ないと思うよ。
最後に、お土産をチェックしておきましょうか。
店舗で使用できる500円分のプリペイドカードが2枚、つまりは1000円分。そして、質疑応答に出てきたコーヒーの無料券が20枚分。

■日本マクドナルドホールディングス株主総会のお土産

2008年3月27日に行われた日本マクドナルドホールディングス株主総会のお土産

・マックカード500円分2枚
・コーヒー特別ご招待券 20枚

20枚も!?
ただ、期限が約1か月しかないという。一人で利用するのなら、ほぼ毎日行かないと使いきれない。
そして、余分なものを買ってしまい、お店が儲かるわけですね。
そういうことだ。

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2008年3月28日 11:09 | 株主総会

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