証券会社選びのコツとオススメ証券会社

2006年2月4日:証券会社選びのコツとオススメ証券会社
株の取引をするには基本は証券会社に口座を開いて売買することになる。そのため、今日は証券会社選びに関して説明していこう。
もう証券会社選びですか?まだほとんど株について説明していないのですが…。
本当はもっと後に説明しようと思ったけど、手続きするにはある程度時間もかかるし、口座を開くだけならほとんどお金が掛からないので、早めに説明しておいても良いと思った。優良銘柄が見つかって買おうと思っても口座を開いていなければ買えないし。機会ロスを防ぐためにも、一応口座を持つだけ持っておいたほうが良い。
そうですね。口座を開く間にも勉強が出来ますし。証券会社選びはどういったところを考慮すればよいのでしょうか?
まずはネットで取引が出来ることが最重要だよな。次に、手数料。そして、システム面の3点。
ネット取引はほとんどの証券会社で対応しています。
これらを考慮に入れるとオススメなのは…。
オススメなのは?
野村證券かな。
!!
1億円あれば相手してくれると思うぞ。それ以下はゴミ投資家だからな。
そんなにあるわけないじゃないですか…。
以前社員に聞いたところだと、1000万円無いと話にならないらしい。もっとも、ネット取引のみでやるのならあまり関係無い話だが。
1000万円も無理です…。
世の中にはそういう世界もあるってことで。
もうちょっとハードルの低いところではどういったところが良いのでしょうか?
ネット取引を考えると、Eトレード証券かマネックス証券かな。松井証券も悪くは無いが…。ちなみに、カブドットコム証券と合わせ、この4社は私自身、口座を持っていたり、使ったことがある証券会社だ。
いずれもネット証券として有名なところですね。
E*トレード証券が手数料が業界で最も安く、ネット証券として口座数トップの証券会社となっている。頻繁に取引を行いたい人にとって、手数料は重要な要素となるので、ここをオススメしておく。
動作面ではどうでしょうか?
場が開いてすぐは少々アクセスしにくいこともあるけど、軒並み良好かと。売買の注文画面も比較的分かりやすいし。
分かりやすいというのは重要ですね。
ただ、私としてはEトレード証券より、マネックス証券をオススメしたい。
なぜでしょう?
手数料はEトレード証券と比べて高いが、システム面ではこちらの方が好ましい。特に逆指値が使えるのはリスク管理の面で重要かと。Eトレード証券が頻繁に細かく売買する人向けであるならな、マネックス証券は比較的長めに保有するスタンスの人にオススメできると思う。
スタンスの違いで証券会社を選ぶのも大事ということですね。
この逆指値、昔はカブドットコム証券しか無かったのだが、いつのまにかマネックス証券にも出来ていたようで。そのため、カブドットコム証券の価値があまり見出せなくなり、少なくとも私は使っていないわけだ。
……。
開くだけなら身分証明などの書類を用意するコピー代数十円程度あれば十分だからな。
ふむ。
あと、IPO絡みでマネックス証券の方が公正で、なおかつ当たる確立はEトレード証券より高いというのもオススメ理由の一つ。Eトレードは人数が多いため、それだけで当選確率が低くなるし、事前に資金を用意していなくても申し込むことが出来るため、誰もがどんどん申し込んでしまうんだよな。一方、マネックス証券は事前に預かり金が必要になるため、資金が無いと申し込めないようになっている。このため、欲しい会社のIPOを出来るだけ高い確率で当てたい場合は、マネックス証券の方が良い。
IPOについては、また後日説明します。良くわからない方は気になさらないでください。
ちなみに、私のIPO当選初はマネックス証券だ。初といっても、まだ1回だけだが。
……。
以上のように、何度も取引をしていきたい人はEトレード証券で、中長期的に持って、リスクに対する対応もシステム上したい人はマネックス証券をオススメしておく。
他のところはどうなのでしょう?
他に有名なネット証券といえば楽天証券であったり、ライブドア証券があるが、楽天証券はシステム障害が頻発して業務改善命令が出たり、ライブドア証券はご存知の通りライブドアの証券会社なので、今後満足なサービスを提供できるとは思えない。確か、今年5月あたりにリニューアルをして、より使いやすくなるような話をしていたが、先日の事件で予定通り行かなくなる可能性が高いし。
まさにネット証券専業のところの方が良いということですね。
あと、つい最近テレビCMを見る内藤証券でも。中国株に力を入れているようだ。私は口座持っていないので良くわからんが、中国株に興味があるのなら、一応チェックしてみると良いだろう。 初心者が申し込む必要は無いけど。
とりあえずは最初の2箇所のうち、どちらかを選べば良いのですね。
まあ、口座開くだけならタダなので、両方申し込んで見て、使い勝手を見てからメインにするものを決めても良い。
そうですね。

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2006年2月 4日 12:43 | 株初心者向け

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