株初心者のための証券会社申し込み講座

2006年2月21日: 株初心者のための証券会社申し込み講座
以前、証券会社をいくつか紹介したが、ここではさらに詳しく取り上げてみる。
まずは申し込み用紙を取り寄せなければいけませんね。
以前紹介したE*トレード証券マネックス証券あたりから取り寄せてくれたまえ。もちろん、他の証券会社でも良い。
申込書が届きましたら記入ですね。どういったことを記入するのでしょう?
名前や住所、生年月日など。18歳未満は禁止の証券会社もあるので注意してくれたまえ。マネックス証券は、たぶん大丈夫だと思う。小学生を相手に勉強会のようなものを開いているので、親の同意があれば可能だろう。
印鑑も必要になりますね。
朱肉をつけて押すのを一つ用意。メジャーな名前なら文具屋においてある印鑑売り場で買えると思う。無ければ印鑑屋で注文だ。安くてもかまわないので、一つ持っておこう。銀行などへの登録の印鑑と統一すると将来的に間違いが無くて安心だ。
銀行口座を書く欄がありますが…。
銀行口座か、もしくは郵便貯金口座も事前に用意が必要だ。これは、証券会社への送金や、証券会社からの返金に使用する口座となる。郵便貯金口座でも良いが、1000万円以上は預けられないので、後々のことを考えると銀行口座が良いだろう。
職業欄も記入しなければいけませんね。場合によっては家族の職業も知っておく必要があります。
自分の職業はそのまま正しく書いてもらえば良い。別に無職でも問題なく口座が開けるだろう。信用取引をする際には問題が出るが。次に、家族の職業だが、上場会社の役員などをしている場合は記入する必要がある。たいした役職についていないようなら必要ない。これは、インサイダー取引などを防ぐためのものなので、しっかり記入しよう。
あとは特定口座や源泉徴収の有無の記入欄もあります。
確定申告が面倒なら特定口座の源泉徴収有りを、確定申告をする気があるのなら、特定口座の源泉徴収無しか、もしくは特定口座にチェックを入れないように。特定口座にチェックを入れなければ、源泉徴収有りは選べないので、自動的に源泉徴収無しになる。
いろいろとアンケート事項がありますね。
重要事項の説明に関して、については、すべてにおいてリスクが伴うってことだけは心に留めて、チェックしてもらいたい。どういったリスクかは、申込書を取り寄せた際の冊子などに書かれているのが一般的だ。株価下落リスクや為替リスク、倒産リスクなどなど。
その他のアンケート項目はどうすれば良いのでしょう?
嘘偽り無く答えればいいよ。アンケート項目は会社によって違うだろうけど、たいていはどこで知ったか、投資の経験、金融資産、年収、取引の予定、投資の目的といったところだ。
では、金融資産10億円、年収1億にしておきますね。
嘘は書くなっていってんだろ。
すみません。
たぶん、金融資産が高ければ高いほど、営業の電話の掛かってくる確率が上がると思う。もっとも、ネット証券なら、そんなことは無いだろうが。投資の経験も、やったことなくても口座は開けるから、経験が無ければ無いでいいよ。まあ、これも信用口座を開く際に検討材料にされる可能性は無きにしも非ずだが。
これくらいですかね?
複写式になっている申し込み書は、下のほうにも印鑑を押す場所があるかもしれないので、しっかり確認を。
あとは…。
申込書とは別に、本人確認が出来る身分証明をする書類の提出が必要になる。免許証や健康保険証、住民票などが該当する。コピーで済ませられる免許証や健康保険証がいいかな。ただ、一つ注意してもらいたいのは、本人の氏名、生年月日、住所が確認できる必要がある。そのため、健康保険証で3連式になっているものは、しっかり3ページ分コピーできるように開いてコピーする必要がある。
なぜ強調するのですか?
ここ数日に私も初心に帰っていくつかの証券会社に申し込みをしたのだが、保健康保険証のトップだけをコピーしたため、全部書類が帰ってきた…。
……。
こんなことの無いように、今から申し込む人は注意してくれたまえ。
以上ですかね。
そうだね。あと、暗証番号を記入する場所に、保護シールを貼ることを薦めている証券会社もある。保護シールは一緒に送られてくるので、あったら貼るのを忘れずに。無ければそのまま送る。
そして、申込書と本人確認書類を封筒に入れて投函ですね。
証券会社によっては、さらに何か必要な書類があるかもしれないが、一般的なところではこの2つだけでいいので、なんだかんだで結構簡単に申し込める。口座手数料が取られないところなら積極的に申し込んで見ると良い。

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2006年2月21日 20:51 | 株初心者向け

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