株初心者向け

FX口座として住信SBIネット銀行を利用

2010年4月9日:FX口座として住信SBIネット銀行を利用
以前、FXをやっている話をしていましたが、どこを利用しているのですか?
去年はSBI証券でやっていたけど、今年は住信SBIネット銀行を利用することにした。
なぜ変更したのでしょう?
まず、税制の違いがある。通常のFX口座で取引をした場合、税務上では雑所得に該当する。その際に、他にも収入があり、結構な額を稼いでいると、税額が飛躍的に上がっていくんだよね。この税務上の問題があるため、今までのSBI証券にあるFXは利便性が悪いというのがあった。
住信SBIネット銀行はそうではないということですか?
住信SBIネット銀行には2つのFX取引が可能となっている。1つはSBI証券と同じ形で、税務上、他の収入などと合算されるものとなっている。もう1つが異なり、税率は一定となっているというのがある。この税率が一定のものを「くりっく365」というんだ。これがあるので、今回改めて住信SBIネット銀行に口座を作り、利用している。
ふむ。
税額だけの利点だけではなく、3年間、損失の繰り越しが出来るなどもメリットとして挙げられる。そして、何よりのメリットは...。
メリットは?
SBI証券に口座を開いていること前提だけど、資金の移動がしやすいという点がある。SBIハイブリッド預金というシステムなのだが、基本は住信SBIネット銀行にお金を預ける形になり、SBI証券で株の購入等をすると、勝手にSBI証券の方に資金が移動される。当然購入できる額は住信SBIネット銀行のみとなる。
それだけでは便利とは言えないのでは?
ポイントは、住信SBIネット銀行の方が預金時の利率が高いという点。また、SBI証券で信用取引口座を開いていると、そもそも預金の際の利息が付かないのだが、SBIハイブリッド預金にすることで、利息が付き、使用時は勝手に資金が移動するというメリットがある。これが結構大きい。
それはいいですね。
ちょっと難点があり、資金移動が自動的に行われるのはいいのだが、信用取引を行っている時は、委託保証金の問題からか日々資金の移動がある。このとき、移動が即座に反映されないのか、一時期お金が減っているような感じになることがある。実際は減っていないのだが、毎日資金の動きを見ていると、減ったと思ってしまうことがあるのがちょっと問題かな。この辺りに気がつかないと、神経擦り減らすことになる。
擦り減ったわけですね。
うん...。
ですが、そうしたことがあると分かれば、あとは損益のみに注意しておけばいいだけになりますね。あまり意識せずにいきましょう。
一部気になるところはあるものの利点の方が大きいため、住信SBIネット銀行に口座を開いている。SBI証券を使っている人は、ぜひこちらも登録してSBIハイブリッド預金の申し込みをしておこう。

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2010年の配当や株主優待の権利確定日

2010年3月23日:2010年の配当や株主優待の権利確定日
今日は、配当や株主優待を貰うときに、いつの時点に株を買っておけばいいのかを紹介していこうと思う。
確か、ずっと持っている必要はなく、ある特定の日に保有するようにしていればいいのですよね。
正確には、ある特定の日の特定の条件の時まで持ち続けていればとなる。ちょっとあいまいな言い方をしているのは、証券会社によって若干ルールが異なることがあるようで。特に、夜間市場などで売ったりとかするような人は注意が必要だ。
基本はどうなっているのでしょうか?
特定の日の市場が閉まったときに持っていれば大丈夫だ。たとえば、25日が権利確定に必要な日であれば、25日の15時の時点に持っていればとなる。14時に売ってしまったら株主としての権利は得られないので、配当も株主優待も貰えなくなる。
その日はどうなっているのでしょうか?
2010年は下記のようになっている。それぞれ、その月の決算期がその月である必要がある。また、会社の中には中途半端な決算日の場合もあるけど、それらはまた別となるので注意。そうした例外に関しては各自調べてもらえたらと。
  • 2010年1月26日
  • 2010年2月23日
  • 2010年3月26日
  • 2010年4月26日
  • 2010年5月26日
  • 2010年6月25日
  • 2010年7月27日
  • 2010年8月26日
  • 2010年9月27日
  • 2010年10月26日
  • 2010年11月25日
  • 2010年12月27日
この日に株を持っていればいいわけですね。
その通り。なので、この日に株を買い、翌日に売ってもかまわない。それでも株主としての権利を得られるから。なお、現物で株を買わないとだめなので、信用取引のみの人は注意しよう。配当に関しては、信用取引でも同じようなものを貰うことができるけど、正確には配当ではなく配当落調整金というような表現をする。株主優待を貰う権利は無い。このほか、株主総会にも出られない。
ふむ。
株主優待、配当、株主総会に行く権利などは、あくまで現物で保有している人の権利なので。と、以上で説明を終わる。

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